樹木図鑑

メヒルギ(雌漂木)




【科】ヒルギ科
【分布】中国南部、台湾、日本
【特徴】常緑大木。潮間帯に生育するマングローブ樹種のひとつ。


ナンテン(南天)




【科】メギ科
【分布】本州中部~九州
【特徴】常緑低木。庭木。生花用。





ジャカランダ




【科】ノウゼンカズラ科
【分類】中南米原産
【特徴】「高さは2mから30mほど。葉は多くが2回羽状複葉で、見かけはアカシアやネムノキに似る。花は円錐花序につく。花冠は5裂し色は青または青紫色、一部に白い種類もある。果実は偏平で卵形または長円形のさく果で、多数の種子を含む。
和名は「シウンボク(紫雲木)」「キリモドキ(桐擬)」


センリョウ(千両)







【科】センリョウ科
【分布】常緑小低木。庭木。花材。
【特徴】高さは50~100cm。葉は対生。花は黄緑色で7~8月頃に咲き、茎の先に穂状花序をつくる。果実は液果で10月頃から赤く熟し、翌年2月頃まで見られる。特に名前がめでたいのでマンリョウ(万両)などとともに正月の縁起物とされる。



イヌマキ(犬槇)




【方名】ヒトツバ
【科】マキ科
【分布】本州中部以南
【特徴】雌雄異株の常緑高木。果実は食用。生垣や庭木。桶用材。建築材。



ヤクシマサルスベリ(屋久島猿滑り)




【科】ミソハギ科
【分布】種子島、屋久島
【特徴】落葉高木。種子島と屋久島の固有種。



ソテツ




【科】ソテツ科
【分布】九州・沖縄
【特徴】南国ムードを強調するための映像素材として用いられることが多い。


マサキ 




【科】ニシキギ科。
【分布】北海道以南
【特徴】常緑低木。生垣や庭木。樹皮は薬用。



ヤブツバキ(藪椿)







【別名】ヤマツバキ
【方名】カタシ・カターシー
【科】ツバキ科
【分布】本州以南
【特徴】常緑高木。種子からツバキ油がとれる。



リュウガン(龍眼)




【科】ムクロジ科
【分布】中国、東南アジア原産
【特徴】常緑小高木。果実は食用、薬用。



カキノキ(柿の木)




【科】カキノキ科
【分布】東アジア
【特徴】熟した果実は食用。幹は家具材として利用される。葉は茶の代わりとして加工されることがある。



サンダンカ




【科】アカネ科
【分布】沖縄、中国南部、インド、マレーシア
【特徴】沖縄三大名花の一つに数えられる銘木。南種子町の町花に指定されている。


アジサイ




【科】ユキノシタ科
【分布】
【特徴】樹高は1~2m。6~7月に花が咲く。一般に花と思われている部分は装飾花でおしべとめしべが退化しており、花びらに見える部分は萼である。



スモモ(酸桃)




【科】バラ科
【分布】東アジア
【特徴】落葉小高木栽培果実。アメリカで改良された品種が多い。



ヤマザクラ(山桜)




【科】バラ科
【分布】本州北部~諏訪之瀬島
【特徴】落葉高木。近年は公園や街路樹。建築材・器具材として利用される。



ケラマツツジ(慶良間躑躅)




【別名】カザンジマ
【科】ツツジ科
【分布】奄美大島以南
【特徴】常緑低木。江戸時代から崋山島、火山島、トウツツジなどの名で栽培。



トウオガタマ(唐小賀玉)




【方名】カラタネオガタマ
【科】モクレン科
【分布】中国原産
【特徴】庭木。花はバナナの香り。


クチナシ(梔子)





【科】アカネ科
【分布】本州中部以南
【特徴】常緑低木。庭木。果実は染料や食品の着色料。


ボケ







【科】バラ科
【分布】本州~四国、九州
【特徴】実が瓜に似ており、木になる瓜で「柧(モケ)」がボケに転化した。