展示品の紹介

甲冑



栗の付いた兜が特徴的。


家紋入り 男子羽織・袴



種子島家の家紋入りの羽織。
端午の節句に合わせて展示しています。


生き人形『山の井様』



種子島家に代々伝わる生き人形。
元は江戸の大奥の女中であった女性をモデルにした人形だそうで、徳川家より島津家へ譲られ、その後種子島家へ伝わりました。 以前は年に二度衣替えをされていましたが、その姿は男性は見ることは出来ず女性だけで行わていました。
桜の季節には花見に連れ出し、とても大事にされていたようです。

※現在,山の井様は京都にある(財)美術院にて修復中です。月窓亭にはいらっしゃいません(12月まで)。


羽生家関係資料



羽生慎翁の池坊大日本総会頭職を証明する文書と看板。


羽生慎翁肖像画



羽生慎翁の肖像画。明治時代。


扉絵



扉に描かれた絵図。作者は柳田来鳳。
柳田来鳳(やなぎた らいほう)は西之表東町生まれ、出没年不詳。江戸時代末期、鶴丸城下の種子島屋敷を中心に活躍、二十四代久珍公や松寿院に厚遇されました。号は玉川、柳温。書画、彫刻、花道、芝居、能楽など一流に達し、多能多才の知識人として有名。


司馬遼太郎色紙



司馬遼太郎さんは「街道をゆく8」でこのお屋敷にも訪れています。