草花図鑑

ローゼル




【科目】アオイ科
【分布】西アフリカ原産。世界の熱帯地方に分布。
【特徴】一年生または多年生の亜灌木(亜低木)。花や果実(正確には肥大した萼と苞)をハーブティー、「ハイビスカス・ティー」に利用する。ロゼリ草、ローゼリ草、レモネードブッシュなどとも呼ばれる。


ササキビ





【科】 イネ科
【分布】 鹿児島県本土南部、屋久島以南
【特徴】 高さ1.5m程になる多年草。葉は幅5cm、長さ30cm程で付け根付近に多くの細かい毛があり、触れると刺さっていつまでも痛い。熟果期は9~10月


コスモス






【科】キク科
【原産】メキシコの高原地帯
【特徴】
キク科コスモス属の総称。秋に桃色・白・赤などの花を咲かせる。日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育する。
日本には明治20年頃に渡来したと言われる。秋の季語としても用いられ、秋桜とも呼ばれる。


チトメグサ






【科】セリ科
【分類】本州・四国・九州・沖縄・小笠原
道端や人家近くに生える常緑の多年草。和名の血止草は、この葉の汁を傷口につけると血が止まることからつけられた。
細い茎はよく枝分かれし、節から根を出して地面を這う。


ムラサキルーシャン






【科名】 キク科
【原産地】 西印諸島~中南米熱帯
【特徴】 草丈は30~50cm程度。紫紅色のアザミに似た頭花が茎の先端に咲き、葉はリンゴの香りがすることから別名「リンゴアザミ」という。


ハラン(葉蘭)






【科】ユリ科
【分布】九州南部の宇治群島、黒島、諏訪瀬島
【特徴】常緑の多年草。巨大な葉を地表に立てる。斑入りなどの品種がある。食物を盛ったり包んだりするのに使われてきた。


ウチワゼニクサ(団扇銭草)






【別名】ウォーターマッシュルーム、ウォーターコイン
【科】セリ科
【分布】北米原産
【特徴】湿地や河川に生育。夏期は6~10月。花茎に白い花を輪生する。


クワズイモ







【科】ショウガ科
【分布】九州南部~沖縄暖地の海岸に近い林下
【特徴】草丈1~2mの多年草。葉は長楕円状で先は鋭く縁には毛がある。


ヒメヒオウギスイレン






【科】サトイモ科
【分布】熱帯・亜熱帯地域
【特徴】常緑性多年草。大きなものは傘にして人間も入る程。花は葉の陰に初夏から夏に出る。



スナゴケ(砂苔)






【科】ギボウシゴケ科
【分布】北海道~九州。北半球に多く分布
【特徴】日当たりの良い湿った土壌の上や岩上に群生する。茎は3-5cmで直立または斜上、茎には葉が密につく。葉は長卵形で、葉縁は外側に反り返る。蒴は長卵形で、長さ1.5cmほどの柄の先につく


バナナ






【科】バショウ科
【分布】アジア・ラテンアメリカの熱帯域、東アフリカ、中央アフリカ
【特徴】多年草。実を食用とする。正確には果物ではなく野菜である。


リュウノヒゲ(竜の髭)






【別名】蛇の髭(じゃのひげ)
【科】ユリ科
【分布】東アジア
【特徴】常緑多年草。高さ10cmほど。植え込みによく用いられる。


ハマユウ(浜木綿)






【別名】ハマオモト
【科】ヒガンバナ科
【分布】本州中部以南
【特徴】常緑の多年草


ツワブキ










【科】キク科
【分布】本州の福井・石川以南、朝鮮・中国・台湾
【特徴】多年草で草丈50センチ程度。冬に黄色い花が咲く。種子島では若い茎を佃煮や煮物にして食べる。


メンカ(綿花)












【科】アオイ科
【分布】世界各地の熱帯・亜熱帯地域
【特徴】春に種を蒔き夏に白い花が咲き秋に収穫する。種子のまわりにつく白い綿は繊維として下着などによく使われる


キク(菊)






【科】キク科
【分布】中国原産
【特徴】日本では観賞用として平安時代から用いられてきた。冬に実をとり春に植え、夏に成長させ秋に観賞する。


カンナ






【科】ダンドク科
【分布】熱帯アメリカ
【特徴】夏から秋に独特な形をした花を咲かせる。様々な園芸種がある。


トレニア/ハナウリクサ(花瓜草)






【科】ゴマノハナグサカ
【分布】インドシナ原産
【特徴】一年草。ビオラに似た花が夏から秋に咲くので「夏スミレ」と呼ばれる。


ハナシュクシャ






【科】ショウガ科
【分布】インド~マレーシア原産の多年草本
【特徴】 根茎には精油を含み、痛み止めなどの薬用や含有するデンプンをクズウコンのように利用する。ハワイでは花から精油を取り香水として利用している。


サフランモドキ






【方名】チョウチンバナ
【科】ヒガンバナ科
【分布】熱帯アメリカ地方原産
【特徴】夏にピンク色のサフランに似た花を咲かせる。葉は線形。


ゴクラクチョウカ






【科】バショウ科
【分布】南アメリカ・南アフリカ~マダガスカル島の熱帯・亜熱帯地域
【特徴】大型の草木で、黄色と紫色の特徴のある花を咲かせる。切り花用に栽培される。


ケイトウ(鶏頭)






【科】ヒユ科
【分布】アジア・アフリカの熱帯地域
【特徴】夏から秋にかけて赤・桃・黄色の花穂ができる。その形状がニワトリの鶏冠に似ていることからこの名前がつけられた。


パパイヤ(蕃瓜木)






【科】パパイヤ科
【分布】メキシコ南部
【特徴】常緑小高木。黄色い果実が成り、食用にされる。チチウリ(乳瓜)の木、モッカ(木瓜)、マンジュマイ(万寿瓜)、パウパウ、ママオ、ツリーメロンなどとよばれることもある。


カイコウズ(海紅豆)






【別名】アメリカデイゴ
【科】マメ科
【分布】ブラジル南部~アルゼンチン北部原産
【特徴】高さ6メートル前後になる大木で長さ50~70センチの総状花弁を頂生し、黄色や赤色の花を年数回つける。


シコンノボタン(紫紺野牡丹)






【科】ノボタン科
【分布】ブラジル原産
【特徴】茎は四角形で紅色の毛をもつ。葉は先が尖った卵型。有毛。葉は紫色で10センチの大輪。花が穂状であればホザキノボタン。


ニラ(韮)






【科】ネギ科
【分布】中国原産。日本では本州から九州に野生している
【特徴】多年生の緑黄色野菜。独特の匂いがある。


ツルレイシ・ニガウリ






【方名】種子島ではニガゴリ・沖縄ではゴーヤー
【科】ウリ科
【分布】熱帯アジア
【特徴】ツル性の一年草。未熟な実を野菜として利用。


ヘチマ






【科】ウリ科
【分布】インド原産
【特徴】一年草。日本には江戸時代に渡来。花期は7~9月若い果実は食用に、成熟した実はたわしなどに用いる。


ヒルガオ






【科】ヒルガオ科
【分布】日本全土、世界に広く分布
【特徴】 ツル性の多年草。春から夏にかけて海岸の砂地に群生する。アサガオ同様に朝開花するが、昼になっても花がしぼまないことからこの名前がついた。花言葉は「絆」。 根で組み合っているので、「絆」という花言葉になったと思われる。


ホテイアオイ






【科】ミズアオイ科
【分布】本州中部以南
【特徴】水面に浮かんで生育する。花が美しく観賞用に栽培される。



ヒツジグサ





【科】スイレン科
【分布】熱帯産と温帯産。日本全国の池や沼に広く分布
【特徴】未の刻(13~14時59分)花を咲かせる。


センニチコウ(千日紅)






【科】ヒユ科
【分布】熱帯アメリカ原産
【特徴】春蒔きの一年草。草丈50㎝くらい。よく分枝し、葉は対生し、細長く白みを帯びている。全草に細い毛が生えている。


サクララン(桜蘭)






【方名】ツバキラン
【科】ガガイモ科
【分布】九州南部以南
【特徴】常緑のツル性多年草。鉢植え。


ノシラン(熨斗蘭)






【科】ユリ科
【分布】日本、東アジア
【特徴】常緑の多年草。夏に白い花が咲く。葉の形状が熨斗に似ていることから名づけられた。


ゲットウ











【方名】メジャリン
【科】ショウガ科
【分布】九州・沖縄
【特徴】5~6月に穂状の花が咲く。唇弁は黄色で中央に赤い縞模様がある。秋に赤い実を結ぶ。葉から採った油は甘い香りがしてアロマオイルとして利用する。沖縄では食品を包んだり蒸し料理に使う。種子は乾燥させて薬または茶として利用。


フイリアマドコロ(斑入り甘野老)






【科】ユリ科
【分布】日本各地の山地などに自生
【特徴】花期は春。花は鐘形で白く、先の方は緑がかっている。茎や根茎には甘みがあり、山葉として食用にされる。