2018年8月24日金曜日

平和講演会

8月18日(土)種子島鉄砲祭りの前日
赤尾木城文化伝承館月窓亭「ひとつ葉の会」自主事業
「平和講演会」を開催しました。

 講師は、種子島家の分家筋の種子島秀子さん。

 秀子さんは、京都生まれで満蒙開拓団として満州に渡り、終戦とともに、ソ連兵、暴徒化した中国人グループに追われながら、悲惨な逃避行を経験。
 その後日本へ帰国できず中国人の養父の下で生活、師範学校を卒業後教師となる。
昭和47年日中国交正常化が樹立するが、条件が整わず帰国できず、平成2年、民間ボランティア団体「陽春会」の協力で帰国。
 現在、茨城県結城市在住。ボランティアで中国語を教えながら、自身の壮絶な戦争体験を通して平和の尊さを伝える講演活動をしている。


      2時間にわたり、貴重な体験をお話しいただきました。


       約60名の参加者も熱心に聞き入りました。
       やはり体験談は、説得力があります。


      開拓団の生活の様子も絵で説明、当時の様子がよくわかりました。

  戦後73年、日本では平和が続いて、平和であることのありがたさが忘れられがちですですが、平和は、政治、経済、軍事、外交等のバランスの上に成り立っているもので、本当に貴重なものだと改めて感じさせられました。

2018年8月10日金曜日

お盆

種子島のお盆の展示

全国的に異常な猛暑が続いています。

それからすると種子島はまだ涼しい方かな!! 
 

 月窓亭では、今年も昔の種子島のお盆の展示を行っています。

 種子島でのお盆を紹介します。


お盆の精霊様のお迎え

盆はどの家でも精霊様をお迎えしてご馳走をする日。迎え火を焚く地域、墓参りに行く地域と様々である。14日・15日は一日に数回もご馳走を取り替えなければならないから、一家の主婦は大忙しである。
床にはバショウ(芭蕉)の葉を敷いて、その上にご馳走を並べる。
    ご先祖のすべての位牌の前に①お花②ご飯(箸は丸い竹)③煮しめ(油あげと昆布)④油あげ⑤うちわを供える。



 種子島では、縁側に水棚(精霊棚)を作ります。

  墓に御先祖の精霊様を迎えに行きますが、このとき行く当てのない霊も一緒について家まで来ます。この行く当てのない霊をそのままにしていると、家によくないことが起こると言われ、そのため、行く当てのない霊の為、水棚をつくり霊をここに宿しご馳走します。



 残念ながら、現在、水棚を作る家はほとんどありません。


精霊送り

 15日の夕方、灯籠に火をとぼし、精霊様をお連れして墓に行き、迎えのときと同様にお供えをし、送り火を焚き、極楽浄土へお送りします。
帰りの道は灯籠の火を消します。
16日には精進明けとなります。



2018年8月1日水曜日

講演会のお知らせ



赤尾木城文化伝承館月窓亭ひとつ葉の会自主事業

戦後73年 平和について考えてみる

「平和講演会」のお知らせ



「満蒙開拓団と戦争」


     ―次の世代に伝えたい「平和の尊さ」







   

                講師:種子島 秀 子 氏

                 (種子島家分家筋)
                日時:平成30818日(土)
                      14:00~16:00
                会場:種子島開発総合センター
                     (鉄砲館2階会議室)
    
                 入場無料


       ≪講師略歴≫

  昭和12年(1937年)京都生まれ
  昭和19年(1944年)7才 華族と共に京都廟嶺開拓団に加わり、満州に渡り、
  吉林省樺甸県入植。
  戦後、帰国できず、中国遼寧省滞在。
  日本人母と中国の養父元で育ち、専門学校卒業、32年間中学校教師勤務。
  平成2年帰国。茨城県結城市在住。
  「日中友好協会」会員。平成21年から「中国語会話入門」教室開催。、
  ボランティア教師担当。
  近年来、自分の戦争体験、平和の命の尊さを日本各地で語り続け、反響を
  呼んでいる。


   【満蒙開拓団】
    満州事変後、困窮した農民の救済と満州国の維持、北方警備を目的に、
    旧満州や現在の内モンゴル自治区に全国から送り込まれた農業移民団。
    約27万人にのぼった。
    終戦前のソ連侵攻直後、約70万人の関東軍は撤退。置き去りにされた
    移民団の逃避行は悲惨を極め、死者は約8万人とされる。
    また、多数の中国人残留日本人・孤児を生んだ。








  主催:赤尾木城文化伝承館月窓亭ひとつ葉の会
  後援:西之表市、西之表市文化協会

2018年7月8日日曜日

梅雨

梅雨ですね。
種子島では、雨が続いています。

久しぶりにブログを書きます。

6月~7月はじめは、観光のオフシーズン、月窓亭もお客様が少なくなっています。
そんな中、6月22日には、伊関小学校3・4年生2名が、7月7日には南種子町の宇宙留学生役40名が見学に訪れました。


             お話を聞く伊関小3,4年生


            お話を聞く南種子町宇宙留学生

  みなさん熱心に話をきいてくれました。
  宇宙留学生は親元を離れてさびしくないかと思いましたが、みなさん明るく元気でした。



 雨が続いていますが、種子島では大きな被害はないようです。でも蒸し暑いです。

しかし間もなくすると、暑い夏、夏休みもあって種子島は観光シーズンとなります。
月窓亭へも、多くの人々が訪れます。

7月18日(水)は、西之表港に飛鳥Ⅱが寄港します。多くの乗船客が来られると思います。

 

 月窓亭の庭の甕(かめ)の中の睡蓮の花がまた咲きました。きれいですね!
睡蓮は、夕方花を閉じて翌朝また花を開きます。本当に夜の間眠るのですね。

  








2018年5月11日金曜日

テッポウユリ

5月となり、種子島のあちこちでテッポウユリが咲きっほこっています。

白くて優雅です。西之表市の「市の花」にもなっています。

月窓亭の周りも、テッポウユリがあちこちに・・・


 月窓亭の土手にも入口にも


玄関先にも

月窓亭の中も





テッポウユリの花が咲くと、もうすぐすると暑い夏がやってくるといった感じです。

2018年4月29日日曜日

皐月

種子島も日々暑くなってきました。

いよいよゴールデンウィークもスタート。月窓亭にも多くのお客さんが来られると思います。


月窓亭では、種子島の端午の節句の飾りをしています。(5月6日まで)

種子島ではショウブセク、オトコセクとも言います。

桃の節句に比べると質素です。家の軒に菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)をさします。邪気を払うものと言われています。


床の間には男子の勇壮な帖佐人形、東郷人形などを飾り、紅白の餅や角巻、かからんだんごなどをお供えして男の子の成長を祝います。




床の間の掛け軸は勢いのあるものを飾ります。
           掛け軸は柳田来鳳の「鯉の図」

また、風呂に菖蒲を入れて、菖蒲湯に入ると元気になると言われています。



月窓亭の駐車場には、スイゼンジナが咲いていて、アサギマダラが乱舞しています。

羽を見るとまだ新しいので、これからどこかにとんでいくんでしょうね!




また、睡蓮の花も咲きました。大変きれいなものです。

睡蓮は夜は本当に眠るんですね。夕方になると花を閉じ、朝になると開きます。





2018年3月28日水曜日

春ですね~
やっと暖かくなって、1年で一番過ごしやすい時期かな・・

3月種子島にも旅行客が多くなってきますが、月窓亭でも今年の3月は例年になく毎日のように団体客がお越しになりました。
スタッフもおもてなしの準備に追われる日々でした。


下西小学校の子どもたちも勉強に訪れました。正月の民俗行事の鑑賞

種子島偉人「せいりんさま」の紙芝居







また、全国各地からの団体客も多く、これまでにない忙しい3月でした。
3月は月窓亭開館以来最多の入場者数になりそうです。




月窓亭の周辺もこれまで樹木や竹で覆われていましたが剪定・整備して、さっぱりとなりました。屋敷全体が明るくなりました。



 やはり時々整備が必要ですね。

 暖かくなって、池の鯉も動きが活発になってきて、エサもよく食べるようになりました。


いよいよ異動のシーズンですね!
西之表の港も、見送りと出迎えで賑わいます。