8月18日(土)種子島鉄砲祭りの前日
赤尾木城文化伝承館月窓亭「ひとつ葉の会」自主事業
「平和講演会」を開催しました。
講師は、種子島家の分家筋の種子島秀子さん。
秀子さんは、京都生まれで満蒙開拓団として満州に渡り、終戦とともに、ソ連兵、暴徒化した中国人グループに追われながら、悲惨な逃避行を経験。
その後日本へ帰国できず中国人の養父の下で生活、師範学校を卒業後教師となる。
昭和47年日中国交正常化が樹立するが、条件が整わず帰国できず、平成2年、民間ボランティア団体「陽春会」の協力で帰国。
現在、茨城県結城市在住。ボランティアで中国語を教えながら、自身の壮絶な戦争体験を通して平和の尊さを伝える講演活動をしている。
2時間にわたり、貴重な体験をお話しいただきました。
約60名の参加者も熱心に聞き入りました。
やはり体験談は、説得力があります。
開拓団の生活の様子も絵で説明、当時の様子がよくわかりました。
戦後73年、日本では平和が続いて、平和であることのありがたさが忘れられがちですですが、平和は、政治、経済、軍事、外交等のバランスの上に成り立っているもので、本当に貴重なものだと改めて感じさせられました。
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