2012年2月1日水曜日

まりつき唄


今から百年くらい前、明治時代のはじめに流行していた「まりつき唄」。

夏から秋にかけて海岸に打ち寄せる海綿(ワタゾーラ)を拾って丸め、その上に綿や布をかぶせ糸を巻く。
さらにその上を思い思いの模様に刺繍をして出来上がり。
まりつき唄には、いろいろな歌詞がある。

「竹ノコすみそ、一銭がと三ツ まーけて四ツ チョイナ」とか
「ヒーフーミーヨーのうぐいすが 梅の小枝に巣をかけて 十二の卵を生みそろえ…」
「日本の乃木さんが がいせんす すずめ めじろ ロシア…」など、遊びの中に学習があった。

(広報にしのおもて 市政の窓 昭和58年2月号)

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