随分報告が遅くなりました。
2月の初旬に、月窓亭の敷地内で発掘作業が行われました。
昔は、今の月窓亭に隣接する建物があったそうです。
発掘の結果、大黒柱の近くに、直径約40センチ、深さ約20センチのピット状の円跡があり、そこに、巻き貝、珊瑚、じゃり石が密集して埋納されているのが発見されました。
何故、一所に密集して巻き貝等が納めてあったかは、今のところ分かっておりません。
種子島では、家を新築する際に、貝類をお供えする家祈祷(やぎとう)があったそうです。
そのように、貝類をお供えするような神事で埋納されたかどうか、種子島の様々な民俗事例と比較して、これからあきらかになってほしいと思います。
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