2016年9月12日月曜日

秋の実り~リュウガン(竜眼)



9月に入りました。
昼間はまだまだ残暑が厳しいですが、一気に秋めいてまいりました。



8月は、1256名のお客様が当館へお越しくださいました。
暑い中、お越しくださいました皆様方、ありがとうございました。

今年は、庭内のリュウガンが2年ぶりの豊作を迎えています。
リュウガン(竜眼)の大木を下から見上げると、たわわに実ったリュウガンが
今にも落ちてきそうです。
リュウガンは、隔年豊作ではない植物なんだとか。








↓以下は、月窓亭でお育ちになった、第28代種子島家当主、時望氏のご息女、
元子様(現在、村川姓)のリュウガン(竜眼)の思い出をメールで送っていただいたものです。



「中目屋敷(現月窓亭)の竜眼の思い出」

私が育つ頃 竜眼の木は、今のところにはありませんでした。

四半的の後ろの崖の上に大きな竜眼の古木がありました。

幹も太く堂々とした木でした。わたくしたちは、竜眼とはいわず

「竜眼肉」と言っていました。ですから今でも私にとって

「竜眼肉」です。父時望に取ってもらってよくいただいていました。

その木は、古木でしたから節のところには、きくらげが生えていました。

私たちは、それを「みんちゃば」と呼んでいました。

今の木は、いつの頃か種が落ちて大きくなったのでしょう。

村川元子

寿種子島氏(第23代種子島家当主)子孫でいらっしゃる
きく子様(96歳)も昔は、「竜眼肉」と呼んでいたそうです。


今年の鉄砲まつりの月窓亭ブース「ポルトガルテントショップ」の模様、
8月の月窓亭の様子については、次回お伝えいたします















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