石原結實先生が、安納で瀬風呂を足湯で体験されました。
瀬風呂とは、海岸の波打ち際に設けられた風呂、海水の潮溜まりに焼けた石を入れて
温めて入る潮湯のことです。
瀬風呂近くで火をおこし、石が真っ赤になるまで焼き、木の棒きれで焼き石をつまみ上げ、
風呂に放り込みます。
いい湯加減になるまでこれを繰り返し、生姜の葉やドクダミを入れた薬草風呂にしました。
かつて種子島各地で見られていたという瀬風呂は、多くは明治時代で姿を消し、
昭和30年頃くらいまで続いたところもあったそうです。
この日は強風で海も大荒れでしたが、海を眺めながらの足湯に、石原先生も喜んでくださいました。
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