月窓亭の玄関口に、赤い果実が美しい「イイギリ」と、「提げ芋」の風景が見られます。
「イイギリ」は、昔、葉で飯を包んだため「飯桐」として知られています。
種子島では、国上、現和、古田の山の湿ったところで見られるそうです。
「提げ芋」は、昔から伝わる、種子島ならではの芋の保存方法の一つです。
竹に吊るして、半日蔭で、雨のあたらないところで乾燥させます。
風に当てることで、より糖度が増し美味しくなります。
あと、「転ばし芋」、「芋がま」という保存方法もあります。
「転ばし芋」は、土間に転ばせて乾燥させる。
「芋がま」は、畑に芋を埋めて保存する。
いずれも、日本で初めてさつまいもが伝来した種子島ならではの先人の知恵が
今も残っています。
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