2013年5月5日日曜日

端午の節句「軒菖蒲」


ゴールデンウイーク後半は、連日、汗ばむ陽気となりました。

今日は端午の節句。

月窓亭では、昨今では珍しいとされる「軒菖蒲」を見ることができます。
「軒菖蒲」とは、端午の節句に合わせて、菖蒲とよもぎを束ねて、軒先に挿し、悪(魔)が入ってこないように邪気を取り払う行事です。
よもぎは、菖蒲と同じく魔除けの効果があるとされています。



一昔前の種子島の風習は、床の間に帖佐人形や紙人形、カカラマンジュウ、紅白餅、角巻きをお供えして、男の子の成長を願い、お祝いしたそうです。
夜はお風呂に菖蒲を入れ、菖蒲湯にして身を清めたそうです。

現代の端午の節句と言えば、鯉のぼりや兜、ちまき、柏もちを連想しますが、昔の風習も大事にしていきたいものです。

そして、端午の節句は、国民の祝日の一つ「こどもの日」でもあります。

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日となり、男女の区別なくお祝いをするようになりました。


すべての子供たちの健やかな成長をお祈りします。



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