2013年6月4日火曜日

「山の井様」への思い (福岡の女性より)


今月より、「山の井様」は、専用の展示物ケースに移られました。
一年ぶりに定位置に戻ることができ、きっと「山の井様」もほっとされたことでしょう。



先月、福岡にお住まいの女性から「山の井様」への思いを綴ったメールが届きました。
ご紹介させていただきます。

「山の井様を始めて拝見したのは、小学4年のときでした。友達から、ある御宅に生きた人形がいるとの事を聞き興味を示し、友達何人かと、そこの御宅(現・月窓亭)の庭に入り探していると、家の人(種子島家の方)が出て来られ、突然来た私たち子供に声をかけて下さり、家にあげて頂きました。そして「山の井様」を見せて下さいました。
家の方は、山の井様の事を詳しくお話しして下さいました。暫くしてから来客の方がみえて、肌寒くなったので羽織を着せようかと言われてました。山の井様が、いかに大切にされているかを実感いたしました。あれから私も46才になりました。当時種子島に住んでいましたが、親が鹿児島に引越してもう家はありません。私も今は福岡県に住んでいます。
しかし、なぜかずっと山の井様の事が気にかかっていました。一般のご自宅におられる山の井様を訪ねて行くのも、ぶしつけだろうと思っていたところ、今は展示されている事をインターネットで知りました。種子島には、何十年も帰ってませんが、機会がありましたら、また山の井様にお会いしたいです。そして小学生だった私に山の井様をみせて下さった、お家の方本当にありがとうございました。」

遠くから、山の井様を懐かしく思ってくださる方がおられる事を知り、大変嬉しく思いました。
種子島へお越しの際は、是非、山の井様に再会していただきたいと思います。
月窓亭スタッフ一同、心よりお待ちいたしております。







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